miiです❀
初めての方はプロフィールもご覧下さい。
今回の記事は前回からの連作なので、まだの方はそちらからお読みいただけると嬉しいです。
さて、まずやるべきこととして最初に挙げた「つみたてNISA」。
制度の仕組み、やるべき理由、お勧めの開設方法について書いていきたいと思います。
・・・と思い、記事を書き始めたのですが、制度の仕組みについて解説していたらまさかの尺がいっぱいになってしまったので、今回は「つみたてNISA 制度解説編」としたいと思います。全3部作を予定しています(笑)
ということで、第1部、早速いきましょう!
つみたてNISAとは?
つみたてNISA公式キャラクター・つみたてワニーサくん。
一般公募で選ばれたそうですが、とてもかわいいですよね。
まろやかなタッチで親しみやすいし、虹色の階段(背中だそうです)から積立で資産を殖やしていくイメージが見て取れてとても良いと思っています。かわいいし(二度目)。
この記事を書くにあたって、「つみたてNISA」創設者・金融庁のHPを見てみたのですが、既に私が説明するまでもなくめちゃくちゃ分かりやすい説明が本家の特設ウェブサイトという形で出ていたので、まずこちらをシェアしますね・・・。
金融庁、やるじゃん。(何様)
もうぶっちゃけ↑のリンクを踏んで読んでもらえれば、私の説明する余地はないんですが、金融庁がまとめているページを、より初心者向けに、さらにかみ砕いて説明していきます。
↑の金融庁の特設ウェブサイトを読んで「なるほど」と理解できた方は、以下は読み進めなくても大丈夫です。
読んだ上で、「? よく分からない・・・」となった方だけ読んでみてもらえたらと思います。
つみたてNISAを一言で言うと・・・
つみたてNISAを一言で説明するならば、
お金を現金ではなく投資信託で積み立てて、出た利益が非課税になる制度です。
例をあげて説明してみます。
毎月1万円、貯金箱に入れる?「装置」に入れる?
例えば、あなたが「お金を貯めよう!」と思って、毎月1万円ずつ貯金箱に貯金をしていったとします。
貯金箱は、ただあなたの財布にある現金を、場所を代えて現金として取っておいているだけなので、お金は増えも減りもしません。
1年貯金を続けて、1年後に貯金箱をあけると、そこには確実に12万円あります(誰かに盗られていなければ・・・)。
この毎月1万円を、貯金箱ではなくて「つみたてNISA」に積み立てていったらどうなるでしょう。
つみたてNISAは、あなたから預かった現金を投資信託というもので運用します。
ここで「投資信託?運用?どういうこと???」と思った方。
あなたの疑問に対して説明していると、話がややこしく分かりづらくなってしまうため、細かい説明は省きますが、「価格が毎日上がったり下がったりする装置にお金を入れること」とでも思っていてください。
つみたてNISAでの積立の場合、貯金箱のようにただ現金を取っておくのではなく、この「装置」に毎月1万円を入れていくイメージです。
さて、1年後の貯金箱の中には12万円がありましたが、1年後のこの装置の中にいくら入っているかは不明です。
12万円を入れたことは間違いないのですが、それが10万円になっているか、15万円になっているかは、1年経ってみないと分からないのです。
ちなみに、もし12万円が15万円になっていて、
「わあい!3万円も増えたから、装置からお金を出して使おう!」とした場合、
本来この増えた3万円は「所得」という扱いになって、所得税がかかってしまいます。
3万円×20.315%=約6,000円の税金が取られ、せっかく3万円増えたのに手取りは約24,000円になってしまう訳です😢
ところが、つみたてNISAの場合は、国が認めた非課税の制度なので、増えた3万円を丸々自分の手取りとすることができます。
国としても当然無尽蔵に非課税にする訳にはいかないので、上限を決めていて、これは1年間に40万円までです。月にならすと33,000円くらいですね。
使い切れなかった非課税枠を来年以降に繰り越すことはできないので、例えば1年に1万円ずつ積み立てた場合は、40万円ー12万円=28万円の枠を使わなかったことになりますが、だからといって来年の非課税枠が40万円+28万円=68万円になる訳ではないということですね。
国としても当然無尽蔵に非課税(以下略)
・・・ということで、この枠は一生貰える訳ではなく、終わりが決まっています。
始めた年を含めて20年間です。
つまり、つみたてNISAをフルで使うと、40万円×20年間=800万円を、「装置」からお金を出して戻した時に出た利益に対して、税金を取られずに丸々受け取れるということなんですね。
どうでしょう?やってみたいと思いましたか?
「税金がかからないならやってみたい!」と思った人、
「そもそもそんな増えたり減ったりする装置にお金を入れるのなんて怖い!やりたくない!」と思った人、
それぞれいると思います。
次回は、なぜ私がつみたてNISAをやった方がいいと考えるかを、書いていきます!(7/15更新予定)
mii ❀