miiです❀
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初投稿の記事:「で、結局何をすればいいの?」というあなたへより、ここまでシリーズ形式で更新している当ブログ。
初心者の方にまずやっていただきたい3つのこと、
- つみたてNISA
- iDeCo(または企業型DC)
- ふるさと納税
について解説していくこのシリーズ、本日をもってついに①つみたてNISA 完結です!
「つみたてNISA」については、本記事を含めて全三部となっております。
未読の方は、制度解説編・意義編についても是非お目通し下さい♬
つみたてNISA公式キャラクター・つみたてワニーサ
※以前の記事でも紹介した、金融庁公式の分かりやすい「つみたてNISA」特設サイトはこちらから。まずはこちらにも目を通してみることをお勧めします。
ちなみに、この記事では特定の会社や商品について「個人的お勧め」として紹介していますが、PR記事ではありません。
その会社や商品に誘導しようという意図はないので、「これがmiiのお勧めなんだな」程度に認識していただければと思います。
「つみたてNISA」どうやるの?
つみたてNISAの内容について、制度解説編・意義編で把握したところで、今回はついに実践編!
具体的にどんな手続きをすればいいのかについて見ていきます。
つみたてNISAをやるにあたって考えることは2つだけ。
- つみたてNISAの口座を開く
- どの投資信託で積立するかを選ぶ
この2つさえやっておけば、あとは自動引き落としで積立が開始されていきます。
早速順番に見ていきましょう。
つみたてNISAの口座を開く
まずは、銀行や郵便局で口座を作るのと同じように、つみたてNISAも口座を作る必要があります。
つみたてNISA口座は一人ひとつしか作れないので、どの金融機関を選ぶかは大切です。
金融機関の選択肢としては
- 現在メインで使っている銀行
- ネット証券
の2択で問題ないと思います。
もちろん、現在メインで使っていない銀行や証券会社でも、つみたてNISA口座を作ることは出来ますが、特筆するメリットもないので、実質この2択です。
現在メインで使っている銀行
給料が入る口座を指定して、その口座から各種引き落としをされている方は多いと思います。
その、メインで利用している口座の銀行で、つみたてNISAも開くというのが選択肢①です。
この選択肢のメリットは、
- 心配なことがあれば、都度対面で相談できること
- 銀行取引を1つにまとめられること
でしょうか。
前者ももちろん特に初心者の方にとっては魅力の一つですが、個人的には後者の魅力も大きいですね。
「銀行口座や通帳が多すぎて、いまいち管理出来ない」という声、結構聞きます。
管理が行き届かないという方は、とりあえず給料が入る口座にすべての取引をまとめることをお勧めします。口座を1つに絞って、すべての入出金をその口座だけで済ませるようにするのです。つみたてNISAもしかりです。
少し余談ですが、通帳に限らず、お金の管理が苦手という方は、とにかくあらゆるお金の取引をシンプルにすることをお勧めします。
このタイプの方は、クレジットカードも思い切って1枚に絞った方が良いです。
もちろん、きちんと管理できていて、戦略的に複数の銀行口座やカードを使い分けているという方は、今まで通りの運用で構いません。
ネット証券
「一つくらい金融機関が増えても問題なくやれそう」という方であれば、私のお勧めは断然こちらの選択肢②です。
こちらのメリットは
- ネットですべての取引が完結すること
- 選べる投資信託の種類が豊富なこと
です。
更に、私が個人的に超お勧めな楽天証券であれば
- 積立を楽天カードで決済できるので、楽天ポイントが貯まること
という最大のメリットがあります!
ネットで~という話は「まぁそりゃ便利だよね」って話なので割愛します(ネットが便利なのはつみたてNISAに限った話じゃないですね)。
選べる投資信託の種類が豊富なことについては、種類が多いこと自体はそこまでのメリットではないと思っているのですが(だって100種類とかあっても目を通しきれないですよね)、種類が豊富にあることによって、よりコストの低い投資信託を選べることがミソですね。
前回記事(意義編)でも書いた通り、つみたてNISAはそもそも金融庁のお墨付きの条件である「販売手数料0円」「信託報酬1.5%以下」のものしかラインナップに並ばないので、そもそもベースのコストは低めではあります。
販売手数料はどれも0円なので、他のコストで各商品はコスト競争をしています。よりコストが低い投資信託を選ぶことが当然大切なのですが、種類が豊富であれば、それだけより低コストの投資信託に巡り合う可能性は高いです。
コストについては、この後「どの投資信託で積立するか選ぶ」で説明します。
楽天証券なら楽天カード決済ができる(=楽天ポイントが貯まる)のは、個人的に激押しポイントです。
楽天カードで各種支払をすると、楽天ポイントが貯まるのは有名だと思うのですが、つみたてNISAの積立でもポイントが貯まるんです!
更に、この積立金額の一部(例えば1円分など)を楽天ポイントで積立する「楽天ポイント投資」を併用すると、楽天市場でのお買い物のポイント還元率が+1%に増えます。
私はいわゆる「ポイ活」(ポイントを稼ぐためにアフィリエイトリンクを踏んだり、アンケートに答えたりすること)はやらずに、楽天やラクマで欲しいものがあれば買う+楽天カードを普段使いする+楽天証券を利用する、程度の楽天ユーザーなのですが、それでも毎月それなりのポイントが貯まっていきます。
楽天証券以外にも、つみたてNISAのクレジットカード払い対応をしているところはあります(ごく僅かですが…)が、楽天ポイントほどの汎用性が高さでもってやっているところは現状ありません。この分野においては楽天証券が今のところトップといっていいでしょう。
どの投資信託で積立するかを選ぶ
さて、つみたてNISAの口座を開いたら、いよいよこれからどの投資信託で積立していくかを決めましょう!
私が初心者の方にお勧めするのは、何はともあれ「バランス型」と名乗っているタイプです。
意義編でも触れましたが、投資信託の魅力は何と言ってもあらゆる国のあらゆる資産について、投資信託ならパッケージとして投資することができることです。
その中でも「バランス型」と呼ばれるタイプは、この「あらゆる国のあらゆる資産」を、どの割合でどのように持つか、というのを適宜見直してくれるので、お金さえ出していればあとはお任せでできるお手軽さがあるのです。
「そんなにお任せで大丈夫?色々考えたほうがもっとお金を増やせるんじゃないの?」と思った方。お気持ちは分かります。
ただ、バランス型はとにかく自分が気にしていなくていいという安定感があります。
特に初心者の方の場合には、日々の値上がり値下がりを気にする必要はないと頭では分かっていても、つい一喜一憂してしまいがち。バランス型であればいい意味で「何が要因で上げ下げしているか分かりづらい(色々ミックスされているから)」ので、特にお勧めなのです。
「バランス型」は、ファッションでいえばユニクロです。
それを着ればとりあえず無難ですし、基本的に安くて品質が良い。
個性は出ないですが、そういったものは、慣れたところで、自分がやりたいと思ったら手を出してみればいいのです。
つみたてNISAで積み立てる投資信託は、自分が変えたいと思ったらいつでも変えられるので、「そろそろユニクロ以外のものも見てみたいな~」という気持ちになったら、その時見る形でいいと思います。
「バランス型」にも種類がたくさんあります。
「バランス型」の中で更にどんな風にバランスを取らせるか選ばせるものも多いです。つまり、「ブレーキかけぎみのバランス型」か、「アクセル強めのバランス型」かです。
アクセル強めであればあるほど、株式の割合が多めになります。
迷うようであれば、例えばブレーキ~アクセルで5段階あれば、真ん中の3を選ぶようにします。「とりあえずユニクロ」の精神です。
ここで次の尺度となるのが、先ほどもちらっと触れた「コスト」の話です。当然払うコストは低い方がいいので、「バランス型」の中から、「より低コストなもの」に絞り込んでいく作業をします。
投資信託のコストは3種類で
- 【頭】販売手数料・・・買う時にかかる費用。つみたてNISAならどれも0円。
- 【胴体】信託報酬・・・投資信託を維持するための管理費用。積立の累計額に対してかかるので、資産が増えれば増えるほど、コストは増えていく。
- 【おしり】信託財産留保額・・・投資信託からお金に換金するためにかかる費用。かからないものも多い
とあります。【頭・胴体・おしり】は、私が個人的にそうやって呼んでいる呼び方です。この方がイメージしやすいかなと思ってつけてみました(笑)
さて、つみたてNISAの場合、【頭】のコストはどれもかからないことになっているので、【胴体+おしり】の合計がより小さいものを選べばOKです。
さて、これでこれからつみたてNISAで積み立てていく投資信託が決まりましたね!
・・・え?「バランス型」からの絞り込みが面倒?
そんな声があると思った!
私があなたの代わりに!主要なものでコストの比較をしましたよ!!!
「バランス型」で「比較的低コスト」なもので一つお勧めをあげると、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」(楽天証券のHPへ飛びます)です。
私が個人的激押しで紹介した楽天証券ではもちろん取扱いがありますし、この投資信託の運用会社は「三菱UFJ国際投信」という三菱系の超大手なので、楽天証券以外の選択肢を選んだ場合でも、扱っているというケースは多いと思います。
もし、あなたの選んだ金融機関でこの投資信託の取り扱いがなければ、別にこの商品に固執しなくても、その時は「バランス型」の中から低コストなものを選べばOKです☆
おわりに
ということで、全三部作、大ボリュームでお送りしてきた「つみたてNISA」シリーズもこれで一旦おしまいです!
ルールや制度の変更等、何か追加情報があれば、逐一このブログで紹介していくので、良ければチェックして下さいね♬♡
次回は、②iDeCo(または企業型DC)について解説します。7/25更新予定です🙌
mii ❀