miiです❀
初めての方はプロフィールもご覧下さい。
お久しぶりの更新となってしまいました。
最近家庭の一大プロジェクトが本格稼働して忙しくて・・・プロジェクト名は「保活」って言うんですけど・・・
いやはや、保活が大変なんて首都圏だけの話だろって根拠もなく舐め切ってまして(てへぺろ☆)、「地方で4月入園なら落ちるはずない」って思ってたんですよねぇ・・・
ここ2週間くらい保育園見学見学アンド見学、「1歳さんは今年枠出せて1人か2人ですかね~」と言われ続けてようやく現実を悟る、という営みをしておりました。
さて私の最近の暮らしはさておき。
本日のテーマは「今は入らない方がいい保険」です。
例によってTwitterでネタを決めました。投票してくださった方、ありがとうございました!
https://twitter.com/miilog510/status/1310116441790668800?s=20
ツイ廃なので(笑)、書くことに迷った時は当面このスタイルで行こうと思いますw
ではさっそく本題です👇
結論:NG保険3選
このブログのいつものスタイルですが、先に結論からいきます。
NG保険は
- 個人年金保険
- 外貨建て保険
- 掛け捨てじゃない医療保険
です!
便宜上「NG保険」と略して書いていますが、全てを否定したいわけではなく・・・
タイトルにもある通り、「今から入るのは、mii個人的にはふさわしくないと考える保険」を指しています。
例えば、①の個人年金保険は、「ひと昔前のものは良かったけど、今はイマイチだよね」っていう感じなので、今から入るのはNGとして挙げています。
個人年金保険全般を否定している訳じゃないので、「個人年金良くないんだ・・・前から入っているのあるけど、解約すべき?」とか思い悩まなくて大丈夫です(笑)
※ちなみに・・・
既存の保険を損切りするかの検討については、本当に悩ましいですよね。miiの一意見で良ければ、損切りor notの判断も言えるので、気になる方は声かけてください~。
NG①:個人年金保険
これについてはシンプルに金利低すぎです。
年齢等の条件にもよりますが、30年以上かけ続けて、満期時に元本とほとんど変わらない・・・とかがザラです。
満期以前の解約だと損切りになる縛りもありますし、はっきり言って良いところを見出すのが難しい・・・。
ひと昔前の個人年金だと、満期になると元本が何倍にもなって戻ってきたりしたのですが、この低金利のご時世、そんな保険はもうありません。今から入るのははっきり言ってナシです。
どうしても入るのであれば、節税目的として、生命保険料控除の範囲内で入るのが良いと思います。節税効果を最大限に生かせれば、保険商品としての利率がゼロでもそれなりの運用効果があるので、そういう理由で戦略的に入るのはアリです。
「生命保険料控除って何?」という方には、こちらのページが参考になります👇
要は、年間8万円(月払なら7,000円くらい)が限度ということです。
NG②:外貨建て保険
外貨(米ドルなど、日本円でない通貨)で貯蓄する保険のことです。前回記事で少しだけ触れていますが、我が家も入っています。我が家のものは数年前に入っていますが。
今から入るのはなぜNGか?金利が下がってリターンがリスクに見合わなくなってきているからです。
こ、これは…!
ちょうど外貨建保険についての記事を書いているところだったので、とってもタイムリー(びっくり)新型コロナ:外貨建て保険、相次ぐ保険料上げ 世界的金利低下が打撃: 日本経済新聞 https://t.co/8rsNTotnbS
— mii – miilogブロガー (@miilog510) September 17, 2020
ツイ廃なので、すぐTwitterで反応しています。ツイ廃なので・・・←
外貨建て保険はこれまで、外貨の為替リスク(1ドル〇円、の価値が日々動くことをこう呼びます。外貨建て保険は、外貨で資産を貯めていくということなので、ドルの価値が下がることはリスクになります)と天秤にかけ、利率にうまみを感じた人が入るという購買行動が一般的でしたが、ここまで利率が下がると、わざわざ「外貨で」「保険に」入る意味はかなり薄れます。
NG③:掛け捨てじゃない医療保険
正直、①②は前座です。←
今日の記事で一番主張したかったのはこれ!掛け捨てじゃない医療保険、本当に止めときましょう。
①②は「今は良くないよ」という話が主でしたが、これについてはmii的に今も昔もずっとNGです。これ入っている方は、よほど満期が迫っている方でない限り、損切りをオススメします(損切り、辛いですが・・・)。
以前の記事(保険は必要?不要?を考える)で医療保険について書きましたが、ここでのNG保険は、医療保険の中でも、掛け捨てじゃない医療保険のことです。
商品にもよりますが、一般的な特徴としては、
- 満期になると、掛金が100%で返ってくる(つまり増えない)
- お金が増えない代わりに、期間中に万一のことがあれば保障(保険金や給付金)が下りる
- 途中で解約すると、掛金のごく一部しか戻ってこない
と、こんな感じです。
「掛け捨ての医療保険は、もし病気やケガにならなかったら損してしまうから、元本が保証されている保険に入りたい!」というニーズに応えて出来たものと思われます。
ですが、miiに言わせれば、医療保険というのは「自分が勝つ属性の高い時だけ賭けるギャンブル」です。
「え?どういうこと?」と思われた方は、以前の記事(保険は必要?不要?を考える)に目を通していただければと思いますが、とにかく、状況に合わせて入ったり止めたりをフランクに出来ることが最重要です。
掛け捨てじゃない医療保険の場合、原則満期まで入り続けることになるので、この出たり入ったりが出来なくなります。
これだけでも致命的な欠点なのですが、更にいけないのが、貯蓄の機能を付けていることによって、医療保険の質が掛け捨てのものに比べて劣っているものがほとんどなのです。
何か病気等になった時に、シンプルな掛け捨ての医療保険であれば受けられた給付が、この医療保険では受けられない、ということが発生し得ます。
こうなると、医療保険としての本来の目的を完全に見失ってしまいます。
きちんと保険料に見合う保障をしてくれる掛け捨ての医療保険に入って、他の手段(預金やつみたてNISAなど)で貯蓄をしていく方が賢明です。
「掛け捨てじゃないから損しない!」と見せかけて、医療保険としても貯蓄としてもどっちつかずでどちらの魅力もない商品と言えるでしょう。
そもそも、何度でも言いますが、医療保険は入る必要のある人以外は入らなくていいんです。日本の健康保険制度って凄いので、公的保険でカバーできる範囲がかなり広いです。
「私は入った方がいいの?どうなの?」っていう方は、繰り返しで恐縮ですが過去記事(保険は必要?不要?を考える)を読んでくださいね!
おわりに
ここまで書きながら改めて思いましたが、保険で貯蓄をしていく時代は、いよいよもって終焉を迎えていくのかもしれません。
貯蓄性保険は、数年前から本格的に円の利率がダダ下がりして売れない(というよりそもそも保険商品を作れない)中、何とか外貨に活路を見出してきましたが、その外貨も金利が下がっていることは「NG②」で触れたとおりです。
「不幸を賭けたギャンブル」という民間保険本来の商品性の魅力(詳しくは保険は必要?不要?を考えるをどうぞ!←4回目)をどこまで上げ、またそれをどう上手くPRし顧客に選んでもらうのか、というのが問われるようになっていくのかもしれません。
次回更新予定は9/5です!が、また更新が滞っちゃったらごめんなさい・・・「保活が忙しいんだな」って生暖かい目で見守ってもらえたら幸いです・・・😇
mii❀